2014年2月10日月曜日

実は・・豆腐を作りまして・・・

1月29日(水)←今日は2月10日です。遅くなってすいません!

1月の給食目標は『大豆製品に親しもう』です。給食献立の中に、大豆、豆腐、豆乳、おから、油揚げ、きな粉、厚揚げ。。。などなどふんだんに取り入れました。

 
↑ 豆乳スープです。
 
 
↑この日はブリ大根と卯の花です。
 
・・・と、言う事で、『大豆博士になろう!』という指導案を考えることにしました。対象は5歳児ばら組です。内容はどうしよう。。給食献立も活用したいし。。大豆も触ってほしい。。大豆から出来ている製品も理解させたい。。
 
 
『豆腐作ったらおもしろいんちゃう?』
『子ども達の目の前で作れたらおもしろいですねー!!』
 
こんな会話で始まった今回の栄養指導兼食材見せ兼目の前クッキング兼試食。
その日から私の試行錯誤と苦悩とにがり探しの日々が始まったのでした。
 
最初の失敗。
張り切って500ccのにがりを購入し、安心しきって試作しました。前日から水で戻した大豆をミキサーにかけ、調べた割合の水と一緒に火にかけ、さらしでこし、意気込んでにがりを投入!!
しかしいっこうに固まりません。よくよく調べるとお店で売っているにがりは豆腐を作るためのものではない物が多いようです。
 
2度目の失敗。
2度目の試作にこぎつけるまでに何件もお店を回りました。塩化マグネシウム含有量の多いにがりがどこにもないのです。そこで豆腐屋さんに直接お話しをして業務用にがりを分けて頂きました。そして試作へ!!固まった!!やったー!!これで本番を迎えられるー!!
『先生、味見してください!!』
『うわ!何これ!!』
『え!!??』
なんと業務用にがりは成分が濃すぎるのかにがりの味がものすごくしておいしいものになりませんでした。
 
なんとか丁度好さそうなにがりをネット通販で(笑)見つけ、再度試作。次は大豆の濃度が薄いかもしれない・・と。心はもうおれそうでした。そこへばら組担任の声。『セーユーに豆腐作り専用の豆乳あったでー』
 
本番は生の大豆をミキサーにかけ、炊いて、しぼり、豆乳とおからの出来方を目の前で実演し、そこからセーユーで購入した豆乳に切り替え、ネット通販で購入したにがりを使って、無事おいしい豆腐を作り事に成功しました\(^o^)/
 
いや~。。前置きが長い!!
すいません・・・
 
では、お待たせしました。子ども達の様子写真です。出来上がった豆腐を撮るのを忘れてしましました!ごめんなさい!
 大豆って硬いんだ!
 大豆は体をつっくるマンの仲間ですよ!
 大豆をミキサーでまわしただけの生大豆ジュースのにおいはいかが?
『うわ!青臭い!!』
 大豆ジュースを火にかけると少しずつ豆腐のにおいに変わってきました。
生の大豆ジュースから作った豆乳は甘くてすごくおいしいです。
無調整豆乳が飲めない主任がこの豆乳はのめましたよ。
 『おいしくなーれ』とばら組担任。
 大豆から出来ている物ってなーんだ?!
『ハイ!きなこ!』
『スゴイー!正解!』
 おからを試食中。
『んん~・・・』
食べ慣れていないおからは少し食べにくそうでした。
 豆乳を試飲中。
『おからより豆乳おいしい!』
 豆腐ができるまでしばしおまちを・・・
 豆腐を試食中。
 出来たて。いかが?
『豆腐、おいしいね』
『焼肉よりおいしいー!!』と子ども達。
『おかわりちょーだい!』
 
 
とても苦労した指導でしたが、子ども達はとても興味深く見て、聞いて、味わってくれました。
こちらもいろんなことを勉強できた良い機会でした。
 
豆腐には良質のたんぱく質が含まれています。
大豆、大豆製品、親しんでみて下さいね。